Netatmo ウェザーステーションで取れるデータは?

皆さんは、「Netatmo ウェザーステーション」をご存じでしょうか?2万円程度(2014年6月時点)で室内外の温室度環境などを手軽に計測できる環境観測機器です。個人で、「室内外温度を計測しよう」という方はあまりいないと思いますが、これまで熱電対+ロガー、おんどとりなどで計測を行う機会があった方には、良い代替品になると思います。特に、実験用途として最適です。

ウェザーステーションで何ができるの?

ウェザーステーションサイズ

ウェザーステーションは、「屋外器」「屋内器」の2つに分かれており、それぞれ以下の項目を測定できます。

【屋外】温度、湿度

【屋内】温度、湿度、CO2濃度、騒音値、気圧

ウェザーステーションは、専用の無料アプリ(iOS、アンドロイド版あり)でデータ(現在値)を確認することができます。また、Wifi経由で約5分おきに自動的にデータがロギング(データの記録)をされます。おんどとりで温湿度計測するに対し、わざわざ現地にデータを取りに行く必要がなく、ネットワーク上からデータをダウンロードできる点が非常に便利です。データの形式は、以下のとおりです。(上:屋外、下:屋内)

屋外データ1 屋内データ1

データの取得方法

ウェザーステーションのメーカサイトよりログインすることでダウンロードが可能です。おフランスのメーカなので、多少わかりにくいかも知れませんが...

http://www.netatmo.com/site

ユーザ登録を行ったうえで、上記サイト右上のLoginボタンよりLoginサイトに飛び、ユーザ名(メールアドレス)とパスワードを入力すると管理画面(ここは日本語に対応しています)に入れるのですが、その中の設定ボタン(歯車アイコン)をクリックしステーション名をクリックすると、「データダウンロード」の選択肢が出てきます。ダウンロードしたファイルは、私の環境下では、ファイル名の文字化けで拡張子落ちがありましたが、ファイル名を変更し、適切な拡張子(csv、xlsなど)を追記すれば問題なしです。

設置方法

屋外器は電池駆動(単4×2)なので、基本的に好きな位置に置けますが、直接雨が当たらない場所、直射日光が当たらないにする必要があります。下の写真のように、専用の取り付け治具(マジックテープで取り付けるもの)がついています。

ウェザーステーション屋外ウェザーステーション屋外設置

屋外器の中を見ると、一応パッキンで防水されているようなので、多少水がかかっても問題ないかと思います。正確に計測するという点では、百葉箱みたいものに入れるほうが良いのかも知れません。ちなみに私は、マンションのベランダにある、エアコン用のドレンのダクトに付けています。

ウェザーステーション屋外中身 ウェザーステーション設置状況

屋内器については、(通信の関係上)屋外器から比較的近い位置で、100V電源が取れる位置であれば、どこでも構いません。

 おんどとりの違いは?

ウェザーステーションと同様に温湿度を計測できる機器として、おんどとりが有名ですが、それに対するメリット・デメリットをまとめてみました。

【ウェザーステーションを選ぶメリット】

  1. 計測項目が多い(室内のみですが、おんどとりでは騒音・気圧・CO2濃度は測れない)※別ユニットの購入で、降水量も測定可能
  2. 室内・室外の両方を測定する場合、割安である(おんどとりは、安いもので1台1.5万円程度)
  3. 現地に行かなくても、データをWebから入手できる
  4. データの保存容量の制限が無い
  5. データの変換が容易(csv形式で直接ダウンロード可能)
  6. 専用のソフトウェア開発キットを使いプログラミングが可能(私は試していませんが、入手したデータを監視してエアコンなどの家電を制御することも可能なようです)

【ウェザーステーションのデメリット】

  1. 計測箇所が屋内・屋外のいずれかの場合、やや割高になる
  2. 100V電源とWifiが必要なので、設置場所が限られる
  3. スマホ・タブレットが無いと取扱いにくい

こんなところでしょうか。これを参考に、導入を検討してみて下さい!

 

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